お盆

群馬に帰省。やや渋滞している関越をI-podを聴きながら走るとやっぱり風景にとって音楽って不可欠、と思う。音楽なしで風景を眺めている時と、音楽ありで風景を眺めている時では、想起されるモノの量が全然違う。
次の日、お墓参りと赤城神社詣で。森の中の神社はひんやりしていて気持ちがよい。湧き水が冷たくておいしかった。その湧き水が溜まってできている池で泳ぐコイたち。贅沢な住まいだなあ。まっすぐ伸びてる杉の木とか足元の苔むしている石の階段とか木がつくる影とちょっと日が差している地面のシダ植物とか、ディープジャパニーズ風景。もののけがでてきそう。だけど帰り道クルマで走りながら風景を眺めていたら、去年の夏に滞在していたアルザスを連想した。なんか似てるんだ。民家があったり、畑があったり、牧場があったりするゆるい雰囲気がとても似てる。いつもと違う場所にいると、それだけで気持ちがあがる。景色を眺めるのがほんとに好きみたいだと自分のことを再認識する、そんな夏の一日。