2007-01-01から1年間の記事一覧

巨匠!!

夢 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2007/12/07メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る 最近私にしてはめずらしく雪かき的仕事をがしがしこなす生活が続いている。 仕事があるのはありがたいことですが、喉が…

動かない映像は写真ですか?

BS朝日でやっていた「須賀敦子静かなる魂の旅」という番組をみる。 民放でこういう番組が作れるなんて、BSチャンネルってすごい可能性を持っているのだなあ。 テレビで流れている映像を見ていて「あれ?これ写真?」と疑ったことは今迄一度もなかったけど、 …

ジャン・ルノワール

草の上の昼食【字幕版】 [VHS]出版社/メーカー: 東北新社発売日: 1998/02/27メディア: VHSこの商品を含むブログ (1件) を見る[rakuten:guruguru2:10023440:image] 随分前に昼下がりのNHKで『フレンチ・カンカン』が流れてたのをたまたま観て虜になり、 その…

The science of sleep

ミシェル・ゴンドリーの一番最近の作品。 この人は本気で(というか素で?)で撮るとアメリカ映画ではなくフランス映画になるのか。 どこかゴダールとかルイ・マルを連想させる。 いつも緻密なミシェル・ゴンドリーだけど今回はある意味崩壊寸前ていうか。 …

レンズはツァイス

ソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』を観て消化不良気味になったので、 これを良い機会にと観たかったキューブリックの『バリー・リンドン』を観た。 ヨーロッパ中世モノつながりで。 これと比べたらソフィア・コッポラも気の毒か、と思うくらい…

ギャラはしゃぶしゃぶ

友人の店が閉店記念に冊子を作ることになり、その冊子の撮影をした。 shopが制作する冊子っていう形態はどうもとても魅力的だな。 どこででも入手できるものじゃなかったり、限定ものだったり、 というもの血が騒ぐ理由ではある。 とにかくそれほど鼻息の荒…

いながらにして旅をする

NHK新シルクロードを見てたらウズベキスタンのモスクのタイルを修復している職人さんが 「私は金の為に仕事をしたことは一度もない。 つねに名誉や神様や社会の為に仕事をしているんだ。」 と言っていたのが印象的だった。 そのモスクはある一族が代々タイル…

効用

ロンドン帰りの雰囲気を引きずっていた頃に写真について書いていた文章は、 今読むと新鮮でおもしろい。 清々しい文章だなあ。自分で言うのもなんですが。 最近ようやく自分の日々を少し俯瞰で捉える事ができるようになってきた。 ある事に取り組んだり夢中…

森鴎外曰く。

『一体日本人は生きるということを知っているのだろうか。小学校の門を潜ってからといふものは、一しょう懸命に此学校時代を駆け抜けようとする。その先には生活があると思ふのである。学校といふものを離れて職業にあり附くと、その職業を為し遂げてしまは…

冬の旅

この半年くらい毎朝の運転中にはNHKFMを聴いている。 おかげで普通にクラシックを聴くようになった。 で、今日はこの蒸し暑い時期に全く似つかわしくないのだけど、「冬の旅」。

クラッシュ

友人からバベルに似た構想でバベルよりおもしろいと聞いて観たかったのにレンタル屋でずっと貸し出し中で観るのが叶わず、ようやく。 多民族国家アメリカの悲劇と救済の話。さりげなくキリスト教色が強い。ところどころに映るサンタクロースやクリスマスツリ…

太陽がいっぱい

途中まで料理しながら観てたのでストーリー追えなかったけど、色味とか服装とかすごいいいなあ。ナポリとローマの街並もたくさんでてくる。音楽もいい。 ナポリ!! 行きたい。英語はもうほどほどにしてフランス語とイタリア語をちょっとはしゃべれるように…

コパアメリカ

アルゼンチンvsブラジル。 バリバリの一軍を揃えてやる気満々だったアルゼンチンが、PKで勝ち上がったブラジルに完敗でしたね。 やはり南米の試合は素敵だ。頭の中のBGMは完全にボサノバかサンバだ。除湿効果あり。アジアカップよりコパアメリカを真剣に見と…

ハピネス三茶

2003年当時の私は何事よりも仕事優先な感じの生活をしていて多分人生最大に忙しく、または忙しぶっていたので「すいか」というドラマが放映されていたことなんて全然知らなかった。 DVDレンタルという文明の利器がなければ出会えなかったよ、危ないところだ…

シチリア料理食堂

夜ご飯の外食がなかなかできないので自分でおいしいディナーを作る決意。 米なすとモツァレラの重ね焼き イワシのグリル ウニとレモンのパスタ すべてシチリア郷土料理、なのでシチリア産の白ワインを探しまわったが発見できずチリ産(何故?)のワインで手…

フィリップ・シーモア・ホフマンの悪役見たさでMI3を見始めたが、ハリウッド映画の毒牙にやられ、途中棄権。アメリカが作った殺戮のシーンやテロを彷彿とさせるシーンをどうも娯楽として呑気に眺められない。センシティブになり過ぎではない、正常な反応だと…

ヘルシンキ行きたい(←思うつぼ)

遅まきながら映画『かもめ食堂』を観た。フィンランド観光局の回し者的なかわいい映画で。みんな変わって行く、いい感じに変わって行けばいい、というsubjectは特に海外で一緒に過ごすという状況でリアルに感じるものなのか。そういう設定だと理解しやすい、…