7/21→夏休みの始まり

考えてみれば夏に一ヶ月ぐらい休暇をとる(夏休み)のは大学を卒業して以来です、当然ながら。ここ数年、仕事は普通に他の季節と同じようにこなさなきゃ行けない上に、夏ならではのイベント(田舎に帰るとか、海に行くとか、フェスに行くとか、花火に行くとか)が重なるので、夏は忙しい、というイメージがありました。異常な猛暑を記録している東京で働いているみんなに反感を買われることを承知の上で正直に言いますが、私は今数年ぶりの夏休みを多分満喫しちゃっています。この夏のロンドンは全然暑くないけど、それでも夏休みであることには変わりない。差し迫ってやらなければいけないこと(納期の迫った仕事や、連絡を取らなきゃいけない仕事)が取りあえず何もないという状態を今更とても噛み締めています。多分こんな気持ちになっているのは学校が終わって自由になったからだけじゃなくて、帰国が迫ってきたから、というのもある。あるはずです。東京に帰るのがいやなわけじゃなく、むしろ楽しみですらあるんだけど、終わりが見えてきた休暇がものすごく貴重な時間だったことにようやく気づいている、って感じだ、多分。
東京を離れてロンドンに何しに行ったの?とこの間ある方から聞かれた時は「あれ?何しにきたんだっけ?」と回答に詰まりましたが、私は東京を離れてちょっと長めの休暇を取りたかったんだなあ、と今とても実感しています。
友達と会ってパブに飲みに行いこうかなと思いながら、でもそれはまあ明日でもいいやと思い直して、ごろごろと本を読む、時々家主にコーヒーを飲みながら世間話の相手をしてもらって、それからまた場所をかえて、本を読む。ちょっと昼寝をする。とかそんなことしか、してないんですがね。