「脳と仮想」

入院中に顔を出してくれた友人がお土産に茂木健一郎の「脳と仮想」を置いていったので、祖母の家で休養している間暇な時にのんびり読んで過ごしてました。この本は本当にとてもおもしろかった。こういう類いの文章(論考?)で人柄の良さがにじみ出るってあるのか分からないけど、なんかそんな感じがして読んでいて気持ちが晴れやかになる。
私の脳はここ一ヶ月『気に入ったバスオイルを入れたお風呂にゆっくり浸かり、風呂上がりにあったかいココアを飲む冬の夜』のような幸福感を私に与え続けている。膝の上で赤ちゃんが眠っている時は特に。人間は、私は、動物は、こういう風にできているのだなあと、しみじみと思うのであります。