The science of sleep


Science of Sleep


ミシェル・ゴンドリーの一番最近の作品。
この人は本気で(というか素で?)で撮るとアメリカ映画ではなくフランス映画になるのか。
どこかゴダールとかルイ・マルを連想させる。
いつも緻密なミシェル・ゴンドリーだけど今回はある意味崩壊寸前ていうか。
それはそれで良かった。



それにしても『恋愛睡眠のすすめ』という邦題は誤解を生むのではないかな。
20年後に自分の娘が「昔の映画でも観てみようかな〜」なんて感じでレンタル屋に行って、
この邦題で興味を抱いてくれるだろうか、不安だ。 


とにかく20年後にも残る、名作だと思いました。
そう思わない人もたくさんいるだろうという事も薄々判る、
要するに偏りのある作品ではあったけど。